アニメーションのためのクロッキー&デッサン短期講座 (ビギナー向け)
絵を描く基本を学ぶ!
アニメーションをつくりたい、けれど自分の絵に少し自信がない、絵の描き方をイチから学びたい、もっと上手になりたいという方へ向けた、クロッキー&デッサンの初心者向けの講座です。
毎週火曜 19:00~21:00
働きながら、学校へ通いながら受講ができます。初心者歓迎です。
講師:中村枝里子
武蔵野美術大学の彫刻学科卒業、東京藝術大学大学院 彫刻専攻を修了。
令和4年度の修了作品では、陶や布~ぬいぐるみ等を用いた『地球の平和部分』と題する
立体~映像作品を制作。作家活動と並行して湘南美術学院でもジュニアアートコースを指導中。
内容
アニメーションに必要な”動き”を捉えるためにも、基本形態の描き方~立方体・円柱・球体~パースについて人物クロッキー~自画像、手・腕、木炭描画、動物や植物、色の研究ほか、絵を描くための基本的なモノの見方や把握の方法、描き方を学びます。
講師
中村枝里子
受講期間
2024年9月17日~12月10日(全13回)
受講料
28,600円(ドローイングアニメーションクラス/作画集中クラスと合わせての申込みは10%オフの25,740円)
お申込み方法
演劇研究者・鴻英良の連続講座
21世紀演劇のヴィジョン
~ノルシュテインからカントールへ、その先は~
タルコフスキー『映像のポエジア:刻印された時間』などの翻訳、そして現在ユーリー・ノルシュテイン講義録の翻訳作業中の演劇研究者・鴻英良による21世紀芸術のヴィジョンを再考する演劇史・芸術論講座。
9月28日~12月21日(全6回)
隔週土曜 15:00~17:30 (2h30)
講師:鴻英良
東京工業大学理工学部卒。東京大学文学部大学院修士課程修了。
著書に『二十世紀劇場――歴史としての芸術と世界』共著に『反響マシーン リチャード・フォアマンの世界』『野田秀樹赤鬼の挑戦』、翻訳にアンドレイ・タルコフスキー『映像のポエジア:刻印された時間』タデウシュ・カントール『死の演劇』など多数。
内容
戦争と革命の時代と呼ばれた20世紀には現代芸術が独特の輝きを放っていた。
その輝きの多くはレジスタンスの精神とともにあった。それらをチェーホフからベケットへ、あるいはカントール、タルコフスキーへと繋げて考えることは、その魅力を一層際立たせることになるだろう。だが、その根源がさらに古代ギリシアにまでさかのぼるということを知るとき、三千年に及ぶ芸術の歴史はより輝いて見えてくるだろう。しかし21世紀、革命なき戦争の時代に突入しつつあるいま、その三千年の歴史が大いなる危機に晒されている。そのようなときに何が語られなければならないか。
この講座では20世紀芸術を輝かせてきた幾つかの作品、作家たちを取り上げ、その歴史的意味を解き明かしつつ、21世紀芸術のヴィジョンを探る。
カリキュラム詳細
①9月28日:ゴーゴリからチェーホフ、そしてベケットへ
19世紀と20世紀、反転するヴィジョン、ノルシュテインの示唆から演劇論を再出発させる。
②10月12日:演劇の起源もしくは「悲劇の喜び、喜劇の悲しみ」
ソポクレス『アンティゴネー』、アリストパネース『アカルナイの人々』から、ダンテ、チェーホフ、ベケットに連なる系譜の意味が歴史の記憶と記録とともに解き明かされる。
③10月26日:メイエルホリド、そしてエイゼンシュテインからタルコフスキーへ。
タルコフスキーの映像のポエジア、刻印された時間の背後にあるエイゼンシュテインのモンタージュ理論。それらを読み直しながらロシアアヴァンギャルド演劇とソヴィエト映画との関連を明らかにしつつそこから20世紀芸術の特質に迫る。
④11月9日:Nothing Ahead! 先にはなにもない!Nothing Ahead!
タデウシュ・カントール『死の教室』(1975)の衝撃からピナ・バウシュ『カフェ・ミュラー』(1978)の方へ。現代芸術におけるアウシュビッツの影が意味するところとは何か。
⑤11月30日:可能性の消尽されるとき
ベケットの『ゴドーを待ちながら』(1953)から『クワッド』(1984)の彼方へ
⑥12月21日:ギリシア・キリスト教世界の終焉と演劇の21世紀
サイード『文化と帝国主義』(1993・邦訳1998,2001)から30年以上が過ぎて、ヨーロッパによる世界制覇をより強固なものにしていた「帝国主義の愉楽」はどう変質したか。ポストコロニアル演劇の現在を参照しつつ、21世紀芸術のヴィジョンを再考する。
講師
鴻英良
★オンライン受講も可能です★
●オンライン受講について
遠方に在住の方や通学するのが難しい方はオンラインにて受講することができます。
ミーティングアプリ(ZOOM)と専用のサイトを使います。
映像は記録・アーカイブされますので、専用のサイトから見直すことができます。
その他ご不明点などご質問ございましたらお気軽にお問い合わせください。
受講期間
2024年9月28日~12月21日(全6回)
受講料
13,200円